地震源Xを倒せ

こんちわ。シバタです。

「湖の秘密」というエントリーでも書きましたが、我がデラロッキンスタヂオ周辺は大昔は沼だったらしく、地中6メートルまで柔らかい地層のため、その下の硬い地層に杭を打ち込んで、その上に載せて建てられております。来る来る詐欺継続中の東海大地震が来ても倒壊、沈下の心配のない安心設計になってるんですよ。

もちろん、近隣にも戸建からマンションまで立っておりますよ。それらの全てがはたしてそこまで考えて作られたものなのかと言ったらそうではないでしょう。

この例でいうと地質調査みたいな、そうやって本来お金をかけなければならないところにかけないで、安いですよと宣伝して売ったり、ひどい場合はそのお金をネコババしちゃう。何かね、そうやって自分の仕事に責任を持たない人って昔からいたのか最近になって増えたのかわかりませんが一切関わりたくないですね。

買う側も「地質調査しましたか?地震が来ても沈下しないですよね?」って訊かなきゃダメですよね。「大丈夫です」と返ってきたらその証拠を文書ないしは録音して取っておきましょう。どれだけ人を信用してないんだと思われそうですが、一生のうちに家なんて何度も買わないですからね。ここまでやってもいいでしょ?明確な回答ができない業者はダメですよ。もちろんそんなところで買った側にも責任があります。後からゴチャゴチャ言っても遅いですし、お金払った時点で双方が合意してるんですからね。

だってさ、欲しい服でも靴でもゲームでも何でもそうだけど、たとえば僕らで言えばギターだけでなくエフェクターなどの機材買ったりする時にそれについていろいろ調べる訳ですよ。ネットでの評価や誰かの口コミやYouTubeでの動作確認とかね。なのに家を買う時に限って、この作業がスコーンと抜けてるっていう話をよく聞きます。じゃあ何で買ったのって訊くと「安かったから」なんだって。

やっぱりね、安いのには理由があるんですよ。自分が買う物にそれだけの価値があるか、そのお金を払う先が真っ当なところなのか、僕なんかまだまだですけどそこまで考えたいです。じゃないと人々の犠牲の上であぐらをかいてる奴らが調子こいちゃうからね。
(。-_-。)

プロジェクト・ブルー

こんちわ。シバタです。

憂鬱になる事ぐらい誰にだってありますわね。僕の場合、その憂鬱の原因が何なのかはっきりしている場合はそれを何とかします。何とかするといっても、その対象が誰かの場合は適度な距離を置く事が多いですね。でも誰かがキライとかそういう事だけでもないんですよ。それのせいで他に使いたい時間が取られてると感じてしまう事が多いです。

そんなときは、僕にしかわからない、これはやりたい、これはできなくてもいいみたいな優先順位ってのがあって、その順位の上位を残して下のほうから削除していくんです。まぁその憂鬱の原因がそのランキングの下位に位置してるんですけど。もしくはランク外(笑)自分でわかりやすく例えると、音楽活動を最優先させなければならないので、その他のお付き合い全てに参加するのはやっぱり無理って事です。

原因がわからない、ただモヤモヤしている場合はカラダが疲れている事が多いのでしっかり寝ます。ひたすら寝ます。ご飯も食べないで寝ます。もしくは、キックボクシングの道場に行きます。グッショグショに汗をかくとやっぱりスッキリしますからね。カラダも軽くなった気がします。

運動に関しては、いろんな考え方がありますよね。あまり激しいのはカラダに良くないだとか、そもそも運動なんてやらなくていいって人もいます。運動に限らずですけど、大事なのはそのいくつかある選択肢のどれが正しいのかではなくて、自分がどれを選びたいのかですよ。やりたきゃやればいいし、やりたくなければやらなければいい。そこで本当はやりたいのにやれない理由をいろいろ考えてみたりそのせいにしてみたり、やりたくないのに自分の周りが参加してるからという理由で仕方なくお付き合いしちゃうから憂鬱になっちゃうんです。

なんかね、世の中には憂鬱になる出来事が多いのではなくて、僕らが率先して憂鬱になろうとしてるのではないか?もしくは憂鬱にさせようとしている何かが潜んでるのではないか?とも思うんですよ。そんなのには振り回されないように、とりあえず今夜は久しぶりにキックボクシングの日なのでしっかり汗かいてきます。
(。-_-。)

空間X脱出

こんちわ。シバタです。

大学を卒業してからしばらくCD屋でフリーターをしておりました。ある日そこでお世話になったフロアマネージャーの送別会が新栄にある雑居ビルの5Fの居酒屋で行われました。

とても顔の広い方だったので、その送別会に訪れる面々も変わった方が多かったです。忘れもしない出来事が、見た目ジョンレノンと全く同じな電気関係の修理に来る業者さんで元スタジオミュージシャンという変わった経歴のおっさんがめっちゃ酔っ払っててそいつに本気でグーで殴られて翌日「俺は絶対に謝らないからな」と開き直られたのと、カウンターでひとり静かに飲んでたカッコいいスーツの男性がBGMでクイーンのWe are the championがかかるやいなや「俺この曲がかかるとダメなんだ〜!」と大声を発し全裸でカウンターの上に立ち一緒に歌いながら踊り出したまではいいけどその後お店の隅っこで背中向けてパンツ履いてる姿が寂しかった事です。人生のすべてを学んだ気がします。

送別会も終わり、バイト仲間と一緒に帰ろうとエレベーターに乗りました。大人5人も乗ったらギリギリの狭いエレベータでした。その中のひとりが突然、扉の反対側の壁に背中をくっつけて、扉に足の裏をつけて落ちないように踏ん張ったんです。きっと彼は1階に着くまで踏ん張りたかったんでしょうね。程なくして、

「ガタン!」

とエレベーターは止まりました。異常を感知したのでしょう。どうやら4階と3階の間で止まってしまったようです。後にも先にもこの時だけですよ、エレベーターの中の電話のマークのボタンを押して助けを呼んだのは。

狭いエレベーターの中に1時間ほど閉じ込められました。その間何をしていたのか、どうやってそこから出たのかなんて覚えてません。「いやぁ、エレベーターどうしちゃったのかねぇ〜」なんてトボけて出てきた事以外には。
(´Д` )

地底GO!GO!GO!

こんちわ。シバタです。

大学生の時、当時付き合ってた彼女と、僕の友達とその彼女の4人で栄で飲んだ帰りの話です。

今で言うルイヴィトンの近くの出入口を下りてすぐのところに、今も昔も変わらない大きな石の柱がある名城線の改札があります。そこに20数年前の僕と彼女は着きました。

「切符買ってくるね」

そう言って彼女は券売機に向かいました。僕は通学に使ってた定期券があったので、その石の柱にもたれながら待っていました。

券売機はふたつ並んでいて、彼女は左側で買っていたのですが、それまで気持ちよく酔っていた筈なのに次第に酔いどころか血の気まで冷めていく自分に気付きました。彼女の右側の券売機で切符を買っていたのはつい先月さよならした元カノだったんです。

僕は急いで柱の陰に隠れました。切符を買って改札に向かう元カノ。改札に切符を通す直前に確実に僕に睨みを利かせてからその向こうへと消えて行きました。

「どうしたの?」

先ほど遭遇したとんでもない偶然を説明して地下鉄を1本ズラしてもらいましたとさ。
(;´Д`A

闇に光る目

こんちわ。シバタです。

闇に隠れて生きるのは妖怪人間です。1日もはやく人間になってもらいたいですが、僕はこちらの妖怪人間のほうが好きです。

https://youtu.be/drcQNyla1vU

ほんっっっとにこの番組が好きでした。今考えたら凄いメンバーが出てましたよね。特に、篠原涼子とYOUがレギュラーってのが凄い。今やふたりとも大女優さんですよ。

YOUはこの時、フェアチャイルドというバンドのボーカルだったんですよ。元々アイドル歌手でデビューしたけど売れなくて、バンドでやっていく事になったんですよね。
そんな頃、大阪のラジオ番組のレギュラーの話が来ます。そのメインパーソナリティがダウンタウンだったんです。

最初、YOUがその場にいる事を無視するかのように構わずダウンタウンのふたりは喋ってたそうで、胃に穴が空くぐらい辛かったそうですが、次第にその中へ切り込んでいく術を身につけ打ち解けるようになったそうです。

そんな頃に舞い込んだ「ごっつええ感じ」のレギュラーの話。バンドのイメージダウンを危惧する事務所の反対を押し切ってオファーを受けたそうです。で、あの活躍ぶりですよ。バンドはその後解散。見事な転身です。

人生何が起こるかわからないですよね。やっぱ、自分が面白いと思った事は、どんなに大変だろうがやってみるのがいいと思います。
(●´ー`●)