こんちわ。シバタです。
我がデラロッキンスタヂオの住所には「水」という漢字が入っております。他にも「流」とか「川」とか「橋」とか、水に関係ある漢字が含まれている住所の場所は、昔は湖や沼だったり、川が流れていたそうで、スタヂオ周辺も昔は湖か沼だったそうですよ。どれぐらい昔なのかは分からないですけど。
スタヂオ建設にあたって、建築士さんの勧めもあって地質調査をしました。地表から何と6メートル下までは湿ったズブズブの地質で、それを越えてやっと硬い地層が出てきたそうです。
デラロッキンスタヂオは地下に位置しております。雨が降るとしばらくスタヂオ内の湿度が高くなるのですが、これはスタヂオ周囲の土が更に湿るのが原因です。昔、放っておいたらギターのハードケースの縫い目の上にカビがビッシリ生えてた時はビックリしたなぁ(笑)
この地域で地質調査を怠って、というかこの状況を無視してそれなりの対策を取らないで建設すれば、経年もしくは地震などの原因で傾いたり沈んだりするそうです。それを防ぐ為に、スタヂオ及び事務所は硬い地層に向けて打ち付けられた32本の杭の上に乗っております。東海地方を中心に来るだろうと言われていてなかなか来ない大地震が来ても我がスタヂオは大丈夫です。
完成後のある日の出来事。スタヂオの前で遊びに来てくれた建築士さんがスタヂオを見上げながら言いました。
「シバタさん、ここにどれぐらいの重さがかかってると思いますか?」
「分からないですね」
「172トンです。172トンってどれぐらいか分かりますか?」
「分からないですね〜(笑)」
「じゃあ、10トントラックは分かりますか?」
「あ〜、だいたい分かりますよ」
「空荷の10トントラックをココに17台積み上げてください。それぐらいの重さがココにかかってるんです」
僕→( ゚д゚)