コピーライター養成講座

こんちわ。シバタです。

宣伝会議コピーライター養成講座基礎コース無料体験講座(長い(笑))に行ってきましたよ。

僕も一応自分で曲を書いて歌う自作自演屋のはしくれ。言葉を扱うという面で必ず刺激や参考になるだろうと思った訳です。

この講座の卒業生には、糸井重里さん、林真理子さん、おすぎさん、そして何と佐野元春御大までもいらっしゃるんですよ。確かデビュー前は広告代理店に勤めてたんじゃなかったかな。

電通のコピーライターさんが講師を務め、広告の仕事、コピーライターの仕事とはこんなのですよという紹介がおわるやいなや、

「では早速みなさんにお題を出しますので考えてもらいましょう」

という事で出たお題がこちら。

「あなたは3日前に同窓会に出席しました。そこで初恋の人を見かけたのですが話しかけられませんでした。その同窓会の出席者名簿に携帯のメールアドレスが掲載されていたのを知り(個人情報うんぬんのツッコミはなしで(笑))意を決してその人にメールを送る事にしました。さてあなたは何と送りますか?件名と本文に分けて書いてください」
みなさんも是非考えてみてください。
周りを見渡すと20代前半から50代ぐらいの方まで約30人が参加していました。この人達は普段何をしているのだろう。何か面白い事を書かなきゃいけないな。本講座で優秀な解答をするともらえる金の鉛筆は今日もらえるのだろうか?そんな事を考えながらお題に取り組みました。

お題の解答が書かれた用紙が講師の手に渡り、その全てに目を通した後で話し始めました。

「件名に自分の名前、本文の1行目にお久しぶりですと書いた方が10名ほどいます。これだけ違う人達が集まっているにもかかわらず同じ解答になってしまうんですよね。でもこれではコピーライティングとしては失格なんです。みんなが考えそうな言葉では誰も見向きもしないし立ち止まってもくれないんです」

「そして、コピーライターのお仕事とはこのメールの件名を考えるみたいな事です。タイトルでいかに惹きつけるか、本文を読みたい気持ちにさせるかが重要なんです」

言葉を扱う仕事は多岐に渡って知識を得る必要があるなと。他の業種で使われている言葉との融合、流行りの言葉、役者の名セリフなんかも使えるよなぁ。楽しそうなお仕事だけど、作品を産む苦しみは半端ないでしょうね。僕もそれは曲を書く事で身に染みておりますよ。

言葉を必死になって考えるという作業は日常生活の中で必要でない。だから短時間でどれだけたくさん考えられるかが重要なんですって。作詞作曲もコピーライティングも同じですな。

楽しかったなぁ。
僕もそろそろ書かねばなりません。
(;´Д`A

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