こんちわ。シバタです。
たまたまその時は点いていたテレビに背中を向けて作業をしていました。見た事のある番組だったので、何やらいつもと違う雰囲気で始まったなぁという感じは伝わってきました。何か神妙な口調でひとりひとり順番に謝罪というか、今の気持ちを語っていました。
一度だけ「えっ?」と振り返ってしまいました。
「謝る機会を作ってくれて…」の一節です。
つまり、テレビ番組の生放送で上司に謝罪していたという事になります。そんな事って今までありましたかねぇ。前代未聞です。
最後にその5人は深々と頭を下げて、通常の番組(録画)へと切り替わりました。
世間ではあの謝罪に関する色んな憶測が飛び交っております。でも、どれが本当なのかは僕にはわかりません。だけどはっきり言える事は、あの数分間は気持ち悪かったです。何を言っていたのか聞き取れなかったにも関わらず、異様な雰囲気だけははっきり伝わりました。
僕がひとつ疑問に思っている事があります。グループ解散に反対して、CDの売り上げが伸びているそうです。
今回のあの生謝罪の後で、彼らグループが所属する芸能事務所の経営者や体制などの問題が指摘され批判されたはずです。それなのにCDが売れているのです。
例えばある会社で不祥事が発覚した場合、それが飲食店だったらお店に行かないですし、何かを販売しているのであればその商品は買わないはずです。なぜならその会社が信用できないからです。
その後で、経営者が消費者に対して謝罪をして、信用を回復させるべく経営をする事でまた買いたくなったりするものです。
グループが解散して欲しくないという理由からそのコンテンツを買って応援している人達は、その行為が、自分が否定しているはずの経営者の利益になっている事に気付いているのでしょうか?
今回の騒動の後で、メンバーが仕事を干されるのではないかと心配しているようですが、僕にとっては友人の再就職先がなかなか見つからない事のほうがよっぽど心配です。