好きには敵わない

こんちわ。シバタです。

3年前に解散してしまったのですが、ハリソン5というバンドをやってました。

10年振りに再会した音楽仲間から、ビートルズトリビュートイベントに出ないかと誘っていただけたのをきっかけに、1回限りという事で集まったメンバーが、意外と楽しいからもう少しやってみようよとまさかの活動期間延期。その後オリジナル曲まで作ってしまったんですよ。

その、バンド結成のきっかけとなったビートルズトリビュートイベント。いわゆるツワモノが集まる訳ですよ。衣装も完コピ。顔まで似てたりするんですよね。どうなってんの?(笑)

僕らメンバー全員、ビートルズは好きでしたよ。
でも、他の出演者の皆さんに比べたらその好きの度合いが全然足りないんです。そんなイベントでね、まともに演ったってお客さんにバンドの事を覚えてなんかもらえないっすよ。そこで僕たちは、演奏する曲を徹底的にアレンジしちゃおうと決めました。リズムはもちろん、面白いと思ったら構成までも変えました。

そしたらそこそこ受けまして、解散するまでそのイベントに誘っていただけたんです。楽しかったなぁ。

こんなバンドでした。
奥のギターが僕です。

ほら、どこがビートルズなんだと(笑)
でも、やり方はいろいろあるんですよね。
(●´ー`●)

自分のライブを客観視する

こんちわ。シバタです。

先日ある音楽仲間と話題になったんですけど、ライブ中に自分のライブを客観視しながら演奏するのは大事だと思うんですよね。僕はいつも、客席の一番後ろのど真ん中でもうひとりの自分に見られているのをイメージしてます。そいつがグラサンかけて腕組んで僕の歌やギターの音や喋りをチェックしている感じ。考えただけで元気がなくなりますけど(笑)

他にライブ中意識してるのが自分が出している音の大きさと全体とのバランスです。あれ?自分のギターの音や声が大き過ぎないかなぁって。僕の場合逆に、ギター小さかったぞって指摘される事のほうが多いですけど。それもダメじゃん(笑)

あと、歌ったりギター弾いてる時に自分だけが気持ち良くなっちゃわないように。そうなってる時って自分の音しか聴こえてないですからね。よくあるのがめっちゃ気持ちよく歌ってるんだけどマイクが近過ぎて声が大きい。そしてそんな時ってお客さんにうるさいって思われてないかなぁと。ましてもうひとりの自分なんてって感じです。

何回やってもライブってなかなか上手くいかないですね。何と言うか、客席の一番後ろのあいつはクスッとも笑わないし曲に合わせて踊ってもくれません。

それでも数をこなして精進せねばならないのよね。
(;´Д`A

苦手なMCを克服する方法

こんちわ。シバタです。

もうかれこれ25年以上人前でギター弾いたり歌ったりしておりますが、未だにMCの時は緊張しております。

誰かが、
「バンドではボーカルが当たり前のようにMCするけど、私は喋るのが苦手だから歌ってるんだ!」と正論のような意味不明のような、でも気持ちは何となく分かる事を言っておりました。こんな風にヒトを狂わせるぐらいMCは難しいんですよきっと(笑)

でも、MCが面白いアーティストやバンドって演奏も良く聴こえるしやっぱ楽しいんですよ。両方合わせてライブだって事が本質的にわかってるんだろうなぁ。

さだまさしさんみたいに、演奏している時間よりも喋ってる時間のほうが長かったみたいな、僕に言わせれば神の領域ですね。もはや歌手なのか噺家なのかわからない(笑)

でもね、お客さんはそんな事どうでもいいんですよ。「楽しかった」から「また観たい」って思うのですから。

話がちょっと逸れちゃいましたが、だから本編と同じぐらいMCは重要な訳です。

それなのに何だろうね、あの、一生懸命喋ってるひとりを放置する他のメンバーは(笑)見殺しにしないで、合いの手を入れたり、スベったりボケたりした時は拾ってあげましょうよ。演奏もMCもチームプレイなんだなきっと。

スタジオで練習してる時のあの感じですよ。みんなで喋ってる時に誰かが面白い事言ったりみんなで笑ったりしてますよね?
「あー、この感じ、ライブのMCで出せないかなぁ」って思った事ありませんか?

それですよ。僕らがMCで出さなきゃいけないのはその空気感です。でも、MCでメンバーにしかわからない内輪ネタはダメだよね。

演奏はもちろんMCも、お客さんを楽しませようと思う気持ちが大事なんですよね。
なかなか上手くいかないけど僕もがんばります。
(。-_-。)

「と」トライセラトップス

こんちわ。シバタです。

この曲好きだわ。
イントロがKISSっぽい(笑)

昨年ご縁があって、ドラムの吉田さんとお近づきになり、ますますお気に入りのバンドとなってしまいました。

ギターボーカルの和田さんのメロディーセンスが素敵です。ブルースロック調かと思いきやサビでメジャーコードを入れてガラッと雰囲気が変わるそのやり方は僕の大好物でもあります。その持っていき方が羨ましいぐらい上手い。

演奏はめちゃシンプル。曲が必要としていなければ無理してソロを弾かないギタースタイルも共感が持てます。僕もライブでやる曲全部にギターソロがあったら飽きちゃうし面倒くさいしウンザリしちゃう。だってファンは歌を聴いてるんだからね。

僕は楽器の中で一番重要なのはドラムだと思っております。いやいや、それはベースだよという方が多いでしょうが、ベースは難しいけれどシンプルなフレーズに変更すればまだ何とかなると思うんです。ドラムで基本の8ビートが全然だと何やってもダメじゃないですか?手数に酔っちゃうドラマーも苦手です。歌心のないドラマーもバンドをダメにしますよね?
その点、吉田さんは歌心のあるドラマーですよ。

そういえば和田さん、細菌まで僕と同じギターアンプ使ってたんだけど変えちゃったのね。
でも出してる音は相変わらずカッコいいからオッケーなんですけどね。
(●´ー`●)

シビれる歌、シビれない歌

こんちわ。シバタです。

昨日ラジオで、ケイコ リーさんが生出演してて、DJの、まさに今から流そうとしている曲の紹介を遮って、生歌のプレゼントをしますと。しかもアカペラ。このDJへのサプライズだったのですが、シビれましたね。背筋がゾクゾクして、目頭が熱くなってしまいました。

ケイコ リーさんの歌が上手いのは皆さんご存知ですよね。
でも、上手くてもシビれない歌ってありませんか?
この差はいったい何なのでしょう?

僕、たぶんこうなんじゃないかなぁって事が分かったんです。これは歌だけでなく、楽器でも他の事にも置き換えられると思います。

自分の為ではなく、他人の為に歌うんです。

歌ってて自分が気持ち良いのも大事だと思うけれど、その歌を聴いてくれる方が気持ちいいかどうかを第一に考える。自分が気持ちいいかどうかはその次。

山下達郎御大は、みんながちゃんと演奏できているか心配でライブで気持ちいいと思った事はないと申しておりました。さすがプロフェッショナルです。

ライブが上手くいかなかった事を、自分の気分が乗らなかったとか、中の音が聴き辛かったなんて言ってるうちはまだまだでしょ?それでもやらねばなりません。

僕も精進します。
(。-_-。)