蒸発都市

こんちわ。シバタです。

そんなにお酒は強くないのですが、家の近くに行きつけの焼き鳥屋がありました。自分たちのバンドのライブが終わった後は必ず行って閉店まで飲んでましたね。

ありましたというのは、今はもうないという事で、それがあまりにも突然だったんですよ。

何回目の誕生日か忘れましたが、夜にそのお店に飲みに行ったんです。「今日、誕生日なんですよ」なんて話したら大将が「ダメだよシバタさん、誕生日にこんな店に飲みに来たら。もっといい店行かなくちゃ(笑)」なんて言われたんですよね。

それから1週間後にそのお店の前を車で通ったんです。日曜日の夜でした。お店の電気が付いてないんですよ。日曜日は定休日じゃなかったし、そのまま通り過ぎるのも何だか気持ち悪くなったので道路脇に車を停めて、雨が降っていたのでお店の前まで走りました。

入り口の格子戸に張り紙がしてありました。このお店に用のある方はこの番号まで電話くださいと書いてありました。その番号をメモして家に帰ってからググったら繁華街の外れにある喫茶店が出てきました。

後日その喫茶店の前を車で通ったのですが、何だかフラッと立ち寄ってお茶する雰囲気のお店ではなかったんですよ。中の様子も外から全く確認できません。あー、これは関わっちゃいけない感じの事だなぁと思ったので、そのまま帰ってきました。

友達に、僕よりもその焼き鳥屋の常連がいたので、彼にその一部始終を話しました。やっぱり彼は全部知っていました。大将、夜逃げしちゃったそうです。大将は僕にはそんな事言わなかったのですが、その常連の彼にお金の相談をしていたそうです。

人もお店もそうだけど、突然なくなっちゃうと寂しいですね。だけど、何でもそうだけど、いつまでもそこにあるという保証なんかないんですよね。

何処かで頑張ってるといいけどなぁ。

侵略する死者たち

こんちわ。シバタです。

バイオハザードという、人々が謎のウィルス感染でゾンビとなって攻めてくるサバイバルホラーゲームがあります。もう20年以上続くシリーズで、映画にもなりましたよね。

僕が生まれて初めて海外旅行に行ったのが23歳の時なんですけど、バイオハザードシリーズ1作目を初めてプレイしたのが、その出発する前日だったんです。1996年3月22日が発売日だったのね。

今でも一緒にバンドをやっている従兄弟とニューヨークに行ったんですよ。従兄弟とバンドってあまり聞かないですよね?僕に兄弟がいないのと、楽器を始めたきっかけがその従兄弟だったので、兄弟のように仲がいいんですよ。

出発前日、明日の朝は早いからと先に寝た従兄弟の横で僕はその新作バイオハザードに熱中しておりました。こういうゲームってやり出すと止まらないんですよね。セーブして早く寝りゃいいのに、先が気になっちゃって。出発の時間まであと2時間ってとこで酷いやられ方をしてやっと終わったんですけどね。すごい動きの早い敵に首をガバッと引っこ抜かれました(笑)

そんな面白いゲームを作るのにも色んな仕事があるんですよね。へぇ〜、こんな風に音を録ってたんだぁっていう動画です。
(。-_-。)

散歩する惑星

こんちわ。シバタです。

散歩が好きです。散策といったほうがいいかな。
観光地にたどり着くと、大通りから細長い路地まで全て通りたくなっちゃいます。そこに何か面白いお店がありそうな気がするんですよね。

そうやってブラブラ歩いてて気がついたら何時間も経っていたなんて事ありますよね?ショッピングモールやアウトレットモールなんかもそうですけど、隈なく歩いても結構な距離ですよ。それなのに例えば、目的地まで徒歩1時間ですって言われるとゲンナリするのは何故でしょう?

それは、観光地やモールだと気がまぎれるからです。意識して歩いていないとでも言いましょうか。
これを利用すると、例えばしんどいトレーニングなんかもラクにこなせるんです。

先程、日米通算4257安打を記録したイチローが以前テレビで言ってたんですけど、ボールかご2杯分のボールを遠投するトレーニングが結構キツいそうで。全部投げ終えるのに2時間ぐらいかかるって言ってたかな?だけど、横にいたトレーナーと話しながら投げてたらいつの間にか2かご分終わってたそうです。つまり知らないうちに2時間投げ続けていたということ。しかも疲れた感覚がない。

僕もフィットネス目的でキックボクシングをやっています。最初に縄跳びを3分×3回するんですけど、これだけでも結構キツいですよ。早いペースで跳んだら1,500回ぐらい跳びますからね。しかも裸足。重いロープを使ってるから足が引っ掛かると痛くて悶絶です(笑)

そこで、縄跳びしながら他事で気を紛らわすんです。例えば、道場内の金網のひし形の数をかぞえたり、自動販売機のジュースを全部買ったらいくらになるだろうと計算したり、外に見える街灯の数をかぞえたり、そうしてるうちに終わっちゃうんです。息も上がりません。

興味のある方は一度お試しあれ。
(。-_-。)

必殺の0.1秒

こんちわ。シバタです。


陸上競技の100メートル走で、日本人選手が今まで誰も成し得なかった9秒台を最初に誰が出すかで盛り上がっているそうですね。

現役最速が桐生選手で記録が10秒01ってこれめっちゃ速いですよね。こんなに速くなくてもいいから速く走るコツを教えて欲しいです。いろいろな事から逃げたい時があるので(笑)

あと0.02秒で日本人選手が夢の9秒台に到達します。0.02秒って一瞬ですよ。一瞬の「しゅん」っていう字は「まばたき」と書くんです。まさにいちまばたきです。

だけど、陸上選手にとってこの100分の2秒って凄く長く感じるんだろうなぁ。ある人から聞いた話なんですけど、約束の時間にたった1分遅れただけで相手にものすごく怒られたそうです。僕は、1分ぐらいいいじゃんか、怒った人の事を細かい人だなぁとも思いました。

よくよく話を聞くと、その怒った相手の方は電車の運転士さんだそうで。そこでなるほどなと思ったんです。この方も1秒単位の切り詰めた中で仕事をしてるんだろうなぁ、やっぱ人それぞれ時間の流れ方や長さの感じ方は違うんだなぁと。

相手には相手の考え方や事情がある。
自分のモノサシだけで考えちゃいけませんね。
(。-_-。)

悪魔の住む花

こんちわ。シバタです。

https://youtu.be/54sWbms3_0o

悪魔「心配するなって、絶対バレないからやっちまえよ」

天使「そんな事したらダメ!目を覚まして!」

こんな風に頭の中で天使と悪魔が囁く事ってありますか?小柳さんは置いといて(笑)ほんとウッチャン大好きです。おもろい。

この例は極端ですけど、つまりは、過去の経験と知識からどちらかを実行した先に起こり得るイベントの内容と確立を見積もって、どちらを選べば自分にとって有益かを判断しているんですね。そりゃ僕もそれなりに悪魔に従った事もありますですはい(遠い目)

そしてそれなりに歳をとった今はっきり言える事、それは、あの時あれやっとけばよかったという後悔はほぼ一生つきまといますが、あの時あれやめときゃよかったという後悔はそんなに続かないです。

コント内における男の葛藤もそうですけど、二股かけたかったらかければいいんです。遅かれ早かれかけるんだからこの人は(笑)ひょっとしたらものすごく器用にこなせるかもしれない。もちろん痛い目に遭うかもだけど、この先もっと歳をとって、それこそ結婚してそれが原因で離婚ってなるぐらいなら独身のうちに酸いも甘いも経験したほうがいいでしょうよ。モテるのも今のうちかもしれないからね。

だけど、これだけはおじさんに言わせろ(笑)
そうやって好き勝手やるのもいいけど、絶対他人には自慢せず墓場まで持って行け。あと、写真や動画も絶対撮るな。記録に残すのではなくて記憶に残せ。

もちろん浮気だけじゃないですけど、人間に深みがあるかどうかって、こういう世間一般ではダメとされている経験をこっそりしてきたかどうかだと思うんですよね。
(。-_-。)