アイコンはお店の入り口です

こんちわ。シバタです。

先日、音楽仲間とパソコンである音楽のダウンロード販売サイトを見ておりました。登録者の数がすっごいですね。ジャンルで検索をかける事もできるみたいでしたが、特にお目当てのアーティストはいなかったのでざっと上から眺めておりました。

すると、「あ、ちょっと聴いてみようかな」って試聴してみたくなるバンドやアーティストが出てきます。それらに共通して言える事は、アイコン(プロフィール画像)からプロフィールからジャケ写まで、全てにおいて世界観を感じる事ができて手を抜いてない感じが伝わるんですよ。

ダウンロード販売を予定しているバンドやアーティストがまずやらなければならないのは、アー写(アーティスト写真)をどんな感じにするかちゃんと考える事です。で、それをSNSやダウンロードサイトのアイコンに使います。例えるならばアイコンはお店の入り口です。そこから入ってもらってはじめて試聴してもらったり文章を読んでもらえるのですから。

それにちゃんとカメラマンさんにギャラを払って撮ってもらわなきゃダメです。練習の合間に自分達で撮りましたみたいなのじゃ伝わらないんですよ。あとその撮影で着る服も買わなきゃ。自分ひとりで選んじゃダメですよ。ちゃんとバンドのメンバーや信頼できる人の意見も参考に。

だいたいここでカメラマンさんへのギャラや衣装代をケチる人はこういった人気商売をしていくのは難しいです。そのケチ根性が必ず話す言葉や立ち振る舞いに現れて、それが相手に伝わりますから。

もちろんお金をたくさん使えばいい訳ではなくて、例えば、どの衣装を買おうか選んでて、決めた理由が「安かったから」ではダメなんです。それは自分のイメージとちゃんと対峙していないですから。

素敵な衣装をお値打ちに見つけてくる人ももちろんいますけど、それはその人が今までで培った経験のなせる業ですから。それだけ今までファッションにお金を突っ込んでいるから目利きになれたんです。ある意味そういう人達と同じ土俵に上がる訳ですよ。そう考えると全く手が抜けません。だって見た目は大事だもん。

身が引き締まる思いで書いてしまいました。
僕もがんばります。
(;´Д`A

ご報告

こんばんわ。シバタです。

44歳になりました。

誰かが「44マグナムだね!」なんて言ってましたが、どちらかというと44マグナムよりマグナム北斗さんのほうがしっくりきます。44関係ないじゃん。

以前、「誕生日は産んでくれた母親に感謝する日なんだよ」なんて偉そうな事を言いましたけど、やっぱおめでとうって言ってもらえると嬉しいです。甘いですね。

ちょうど1年後には45になる予定ですが、その日を必ず迎えられる保証なんてどこにもありません。でも、それをあたりまえに思っている自分がどこかにいます。甘いですね。

相変わらず、あれもやりたいこれもやりたいの欲張りな性格です。片付ける順番を決めりゃいいのに決めてないから相変わらずとっ散らかったまんまです。甘いですね。

こんな自分に甘い性格ですが、たくさんの人達に囲まれております。有難いです。何というか、少しでも期待に応えられるようにします。

今後ともよろしくお願い致します。
(。-_-。)

みんな違って、みんないい

こんちわ。シバタです。

バンドって、全く違う人間数名が集まってせぇので音を出すから面白いんですよね。それを運営していくにあたってメンバーの間で意見がぶつかったり、あれ?ウチらってこんなバンドだったっけ?って気がついたらかけ離れた音楽性に進化してる事もあれば、経験を積むにつれて音楽的嗜好が変わりバンドの音楽性に満足できなくなる事もあります。

何てったってバンドの何が難しいかって続ける事ですから、メンバー間の衝突を克服したり、本当は自分がやりたい事じゃないけど辞めると他のメンバーに迷惑かけるし続けるの嫌じゃないからやってますってのも全然アリだしカッコいいと思います。

逆に、メンバーと合わなくなったとか、音楽性の相違が理由だとか、追い出されたとか(笑)でバンドを離れる事になったとしても大丈夫です。あなたは間違ってないんです。そのバンドに合わなくなってしまったんです。間違ってもクビではありません。卒業です。これからは卒業と言いましょう。

もし他にも参加しているバンドがあったらそこに納まればいいし、フリーになってしまったら新しいバンドに加入したり自分でイチから立ち上げたりすればいいんです。やる前からできないと言っている人は猪木先輩のビンタをくらってください。

ただね、そこでひとつ立ち止まって考えてほしいんです。何でそのバンドを卒業する事になっちゃったのか。グチっちゃうのは一番ダメよ。自分を客観視してひたすら考えるんです。元メンバーに訊いてもいいですよね。だけどそこから出る理由はヘコむ内容かもしれません。だとしてもどんなに辛くても一旦全部真摯に受け止めて、自分に必要な点だけを選んで、練習の仕方や立ち振る舞い方を変えましょう。

僕もがんばります。
(。-_-。)

子どもが生まれたらあれこれ我慢しなければならないのですか?

こんちわ。シバタです。

さて、子どもも生まれましたし、ここで育メンアピールをして好感度をアップせねばなんて1ミリも思ってないです。だからって何もしない訳ではないですよ。離乳食は俺が作るとまで宣言しちゃいましたからってさりげなく育メンアピール(笑)

妻も僕も音楽活動をしております。そりゃ今まで通りにはいかないかもですけど、子どもが生まれたからってお互いがそれまでの全てを停止させる理由なんかどこにもありません。何かしらのイベントと被って参加ができないとか、急に具合が悪くなって練習を休むとか、それは子どもがいなかった時でもあった事で、それをキャンセルする理由に子どもを使うのはどうかと思うし使われた子どもも不本意でしょう。

それに子どもだって、そうやってイキイキとしているお父さんとお母さんを見たい筈ですからね。子どもが憧れるようなオトナにならなきゃと思います。

http://lite-ra.com/i/2016/07/post-2445-entry.html

こういう生き方がいいですね。
雨宮塔子さん、カッコいいわ。
(●´ー`●)

史上最大の侵略(後編)

こんちわ。シバタです。

先週、子どもが生まれました。

その瞬間にも立ち会ったのですが、とにかく妻が辛そうだったので、無事産んだ事や生まれてきてくれた事で感動したというよりも正直ホッとしました。普通はここで泣いたりするんでしょうけど、いや、不覚にも泣いてしまったんですけど僕の場合他の理由があったんです。この日を楽しみにしていた父に子どもを抱かせてあげたかった。それが無理だとしてもせめてこの日まで、父に生きていてほしかったんですよ。

3月のある日、入院中の父を除いたメンバーで安産祈願のため塩竈神社に行きました。その後食事をして父が入院する施設に妻と母と行き、安産祈願に行った事を話すと、今ではエコー検査で性別の確認がほぼ間違いなくできるようになったけど、昔は塩竈神社で会った最初の人が男か女かで判断したもんだと嬉しそうに話してくれました。

あれ?その時最初にあったのは義父だったけど生まれてきたのは女の子だぞ親父(笑)

父の入院中は必ず妻と母と3人で訪問しました。その度に妻が嬉しそうに「お義父さん、今日で4ヶ月だよ」「元気に動いてるよ」と報告をすると父も嬉しそうでした。叶わなかったけれど、生まれてくるまで絶対生きてやる、父はそう思ってたに違いありません。

今年の4月に、父、叔父、バンドのメンバーと、わずか3週間の間に立て続けに3人も亡くしてしまいました。特にその亡くなったバンドのメンバー(僕とそんなに歳は変わらない)ともう2度と一緒にライブができない事と、僕に話してくれたある目標を達成する事ができなかった無念を思うと胸が痛いです。

ほんと、人って簡単に死んじゃうんですよ。わずか3週間でこれだけ続くと自分は絶対大丈夫だなんて思えません。だからいろいろ自分の中で散らかっている事を整理して片付けなければなりません。今日やろうが明日やろうが僕の勝手ですが、明日に延ばして今日死んじゃったらきっと僕は己の屍を俯瞰しながら、あーあやっとけばよかったなんてこぼすに違いありません。

そういった弱さこそが僕にとって最大の侵略者なんですよね。そいつに僕の人生乗っ取られないようにしなければ。
(。-_-。)