僕がバンドを15個も掛け持ちできたたったひとつの理由

こんちわ。シバタです。

タイトルを見て、

「できる訳ねぇじゃん!」

そんな風に思った方、残念ですができちゃった奴があなたのためにこうして文章をしたためておりますよ(笑)
じゃあ、カウントしてみますね。

1.自身のソロ
2.シバタオバタ
3.きっこりんズ
4.Cue&Review
5.ビーとくズ
6.督&crew5
7.督&シバッチ
8.小林宣伝社
9.ミッシェルさんエレガント
10.電波通信社
11.Bluetrain
12.クラプトンのカバー
13.督&用心棒ズ
14,15.女性ボーカルとのデュオ

以上でございます。

確かMAXで17個だったのですが、思い出せなかったです。ごめんなさい。
って何で謝ってんだろ?(笑)

じゃあ、どうしたらこんなにたくさんのバンド(ユニット)を掛け持ちできると思いますか?

簡単です。
「バンド一緒にやりませんか?」って誘われたら全部オッケーすればいいんです(笑)

すると、みるみるうちに毎日の予定が埋まっていきます。
毎日リハなんて当たり前。
ひどい時は、ライブ後の打ち上げには出ないで他のバンドのリハなんて事もあります。
リハのない日は曲を覚えないといけません。

どうですか?
ウンザリしました?
ウンザリした人にはたぶんできないです。

僕は、確かにしんどかったですけど、それ以上に楽しかったですね。
それに、無理だと思わなければ何とかやれちゃうんだという事に気付いたので、その後の自信に繋がりましたよ。
もう、バンドの事ではよっぽどの事がない限りはうろたえないです。

皆さんは15個もバンドを掛け持たなくてもいいですからね(笑)

何にでも言える事だけど、何かを理由にして無理だと諦める前に、自分にそれを「やりたい」のか「やりたくない」のか訊いて、答えが「やりたい」だったら、その重い腰を上げてやってみましょうよ。

限界って、自分の思い込みだけで作ってる事って多いと思います。

だけどやるからには本気で。
それに携わる人達に迷惑かけちゃダメですよ。

僕もがんばります。
(。-_-。)

ライブという名の公開練習してませんか?

こんちわ。シバタです。

友達のライブを観に行くとこんな事ってないですか?

1.演者が指板や譜面とにらめっこしてる

2.もしくはペダルや足元をずーっと見てる

3.なのでその場から一歩も動かない

4.弾いてる様子がちっとも楽しそうじゃない

5.ただ曲をやってるだけ。

6.そこにお客さんがいるのに一体感がない。

7.それなのに手拍子しろだのアンケート書けだの前に来いだのCD買えだの強要するもんだからイヤんなっちゃう

8.なのであまり行きたくないし、また来てねと誘われるとしんどい

好き勝手に書いちゃいましたが、僕はこんなライブを公開練習と呼んでいます。

最近は僕の周りではこんなのないですが、昔は自分達もこんなだったと思います。反省。

本番に向けて曲を間違えないように演奏する練習しかしてないとこんな事になっちゃいます。

ライブをするにあたって、いろいろ考えなあかん事があるけど、まずはこれ考えてみましょうよ。

何で自分はライブをやるのか?

この答えが、「人前で演奏した曲を聴いてもらいたい」でなければ、何も人前でライブしなきゃいけない事はないですよね。YouTubeもあるし。

そして、聴いてもらいたいって思うのならば、その為に自分がこうしなければならないと思いつく事は全てクリアしないといけないっすよ。

1日2日でできる事ではないですから、まずはできる事から。

やっぱライブやるからには、「また観に来ます!」って言われたいですもんね。

僕もがんばります。
(。-_-。)

アドリブでギターソロが弾けるようになる為にするべきたったひとつの事2

前回の記事にぼちぼち反応があったので補足します。伝わらなかったらごめんなさい(笑)

いきなり例えちゃいますけど、
曲(ギターソロでも、フレーズ一部分でも)をコピーするのは、パソコンにソフトをインストールするみたいな事なんです。
あなたがパソコンで、曲がソフトね。

頻繁に使うソフトは使い勝手も知ってるし、この後でこんな画面が出てくるとか、この後で「はい」「いいえ」で訊いてくるとかわかるから、いちいち画面を見ないでもキーを叩くみたいにカラダが勝手に動くというか、その先がどうなるのか分かりますよね?

これをまたギターの話に戻すと、その人がいわゆる手癖でソロを弾いてるのと同じだと僕は考えます。
手癖ってのは考えなくても弾けちゃうって事。

考えてないから、周りの他の楽器の音がよく聴こえたりもします。
いつでもこれぐらいの心持ちで弾きたいもんですね。
ソロなんてね、一生懸命弾くもんじゃない(笑)

そうやって増やしていったフレーズを切り貼りしてソロを弾くんですけど、いちいち弾いてる時に次はどう弾こうかなんて考えてる暇はないです。

だからフレーズがカラダに染み込んで、瞬時にそれを呼び出せるようになるまで練習するんです。
練習するって事は、またパソコンに例えるとCPUの速度とかメモリの容量みたいなのを上げる事だと思います。

うん。
やっぱりね、練習はウソつかないよ。
(。-_-。)

アドリブでギターソロが弾けるようになる為にするべきたったひとつの事

アドリブとは、コード進行に沿って即興で弾く事です。
わかっとるわいという声が聞こえてきそうですが(笑)

即興でギターソロを弾くミュージシャンで僕が真っ先に思い浮かぶのはCharさんです。

彼のライブを観るとわかるのですが、CD等に入っているいわゆるスタジオテイクをそのまま弾く事はありません。

例えば、ベンチャーズみたいなインストのカバーであったり、この曲のギターソロはこれ(スタジオテイクと同じ)しかないでしょ?っていう場合を除いては、ギターソロは必ずアドリブなんです。

アドリブソロの醍醐味は、2度と同じソロが存在しない事と、即興ゆえ失敗するかもしれないスリリングさにあります。
その演者の緊張感がきっとオーディエンスにも伝わるんでしょうね。

前置きが長くなりましたが、じゃあそんな風に弾けるようになるにはどうしたらいいのか?

そりゃ練習するしかないんですけどね(笑)

僕はこう考えます。

今まで世に出てきた曲で、自分の好きなギターソロをできるだけたくさんコピーします。
あとはその覚えたフレーズをアドリブで使うだけ。

簡単に言い切ってしまいましたが、この道は長く険しいですよ。
「そんなのパクりじゃん!」って思った方には確実に伝わってないです。

個人的に、大事なのはカッコいいソロを弾く事よりも、曲の中をどれだけ優雅に泳ぎきるかだと思っています。

曲にふさわしいソロを弾く。
ソロは早弾きできたから偉いとかそーゆー物ではないんです。

僕も頑張ります、はい。
(。-_-。)

話が早いプレイヤーを目指して頑張りましょう。

バンドをやっていて、ライブを終えた後の達成感も格別ですが、もうひとつ気持ちいい瞬間があるんです。

本番に向けて、曲を完成させる為にリハを繰り返しますよね。
すると、特に初めての曲の場合が多いのですが、

「俺たちこんなにヘタクソだったか?」

っていうぐらいお互いの楽器が噛み合わない事があります(笑)

それをメンバー全員で修正していくのですが、少し話して確認するだけで、時には確認していない所までも勝手に理解して完璧に合わせてしまうメンバーがいるんですよ。

この現象を僕は「話が早い」と呼んでいます。
スキルと言ってもいいかもしれません。

もちろん僕の言葉での伝え方や表現力が乏しくてなかなか伝わらない事もあるのですが、何回か繰り返すうちに、

「おー、わかったわかった、そーゆー事ね」

って言ってもらえるのでホッとします。

このスキル、ひとりでこもって練習しても絶対修得できないです。
自分以外の音も聴けるようにならないとダメなんですよね。
全体のバランスが聴き取れてはじめてどこがおかしいかがわかるのですから。

こんな話が早いプレイヤーは決まって周りからたくさんの依頼を受けます。
そして更に個人のレベルを上げていくんですよね。

こんなプレイヤーを目指して、先ずはスタジオに入った時、自分以外のメンバーの音を意識して聴いてみてはいかがでしょうか?
(。-_-。)