曲をカバーするときに考える事

こんちわ。シバタです。

先日こんな話を聞きました。
ライブを観に行ったら、キーボードのあるバンド(誰だったかは忘れました)のカバーをしていて、だけどメンバーにはキーボードがいなくて(編成はボーカル、ギター、ベース、ドラム)それぞれのパートが完コピをしていたせいで何の曲をやってるのかわからなかったそうです。

そりゃそうですよね。
キーボードの印象的なフレーズやテーマが完全に抜けちゃったら曲が面白くなくなります。何でギターがキーボードのパートの要所をカバーしなかったのだろう?と思いました。

こんな時は、リハを録音してメンバー全員で聴けばいいんですよ。すると「あそこのオルガンの音は要るよね」とか「ここはギターを弾くよりラッパの音を拾ったほうがいいな」って気付くはずです。自分たちの演奏を客観的に聴いて、どうすればもっと良くなるか考えたいですね。

先日僕もリハがありまして、石井明美さんの「Cha-Cha-Cha」をカバーするのですが、編成がボーカル、ギター、ベース、ドラム。どうやってやるんだと(笑)ってかギター鳴ってないし。

結局オルガンとトランペットのパートを弾く事に決めたのですが、これが意外といいんですよ。音がスッカスカになったせいか、ノリが気持ちいいんです。昨日も書きましたけど、一番大事なのは完コピするのではなくて見に来てくれたお客さんを楽しませる事ですから。

聴かせ方はいろいろありますけど、本番までにどうしたらもっと良くなるか考える作業のほうが、黙々と練習するより大事だよなと思ったのでした。弾いて練習するのと同じくらい曲を聴き込むのは大事ですよ。
(。-_-。)

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