こんちわ。シバタです。
当時の彼女と小さな映画館でこの「17歳のカルテ」を観に行きました。そっか、ウィノナライダーが好きだったので観に行ったのですが、もうひとりはアンジェリーナジョリーだったのね。今知りました。ってか、映画の内容を全く覚えてないんですよ。その理由は後ほど。
映画が始まる直前に中に入りました。映画館が小さかったのもあってか、すでにほぼ満席。一番前しか空いてなかったので仕方なく座りました。
その後すぐ、僕の右隣の席にたぶん40代後半ぐらいの男性が急いで入ってきて、ほんと映画が始まったと同時でした。
僕ね、映画を観ている時は集中したいんです。映画について話すのなら終わってからにしたいし、何かを食べながら観るのもあまり好きではないんです。
それなのに、その隣のおじさんは、何やらソワソワしてるんです。落ち着きがないというか。いわゆる貧乏ゆすりですよ。
すると、僕の右脚に自分の左脚をピッタリくっつけてきたんです。それまでずっとしていた貧乏ゆすりはピタリと止めて今度は動かないでジッとしてるんです。
気持ち悪いからすぐ離れましたよ。すると、今度は僕の右太ももの下に手を入れてきたんです。
痴漢に遭った事のある女性の気持ちが少し分かった気がしました。こういう時ってほんと声が出なくなるんですね。怖いやら気持ち悪いやら情けないやら腹が立つやらで、いろんな気持ちがグルグル回った後で、どうしてもこいつの事をブッコロにしないと気が済まなくなりました(笑)しかしココは映画館。上映も始まっております。大きな声を荒げては皆さんに迷惑がかかります。なので、できるだけ小さな声で、
「てめぇ、いい加減にしろよ」
と言って差し上げました。するとそのおっさんは席を立ち、館内をグルグル回り出しました。2周したところで外に出て行ってしまい、2度と戻っては来ませんでした。
その間わずか1〜2分。異変に気付いた彼女、
「どうしたの?」
「いや、終わってから話すわ」
映画に集中したかったのですが、やっぱりダメでした。こんな後でまともに観られる訳ないじゃん(笑)
という事で、この映画の内容は全く覚えていないのに忘れられない映画になってしまいました。
(´Д` )