疑い実行する技術

こんちわ。シバタです。

今日は音楽とは関係ない話です。

尊敬する大先輩がおりまして、その方は去年の暮れに脳梗塞で倒れ、現在入院中です。
毎日リハビリを頑張って急激な回復をされているのですが、その詳細を本人から聞く事ができました。

その病院では、あの長嶋茂雄さんもリハビリをされて、通常3時間行うところを1時間延長の4時間された事が伝説となっているそうで、そこで考えたそうです。

あの素晴らしい身体能力を持った長嶋茂雄が4時間なのだから、自分はもっとリハビリをやらなければならない。まして長嶋茂雄よりも少ない3時間で終えるなんて考えられないと。
そこで毎日15時間のリハビリをする事に決めたそうで、それが回復につながっているという事です。

こういった考え方ってなかなか出来ないと思うんですよ。自分も含めてほとんどの人が1日3時間って決まってるから3時間しかやらないと思います。そこでもっとリハビリをやらせて欲しいと言える人ってどれだけいるでしょう?

この、ルールを疑うというか、そのルールの正しい正しくないは別にして、自分はそれでいいのか?と問い、それを実行する。これって我々の日常でもいろいろあるのではないでしょうか?普段当たり前だと思ってやっている事、それって本当にそのままでいいのでしょうか?

左手しか動かない、歩くのもおぼつかない状態で、リハビリの一環として自主的に洗濯をするようになり、体の右側は麻痺しているのですが、ある日、洗濯物を左手に抱えたまま閉じているドアの前に立った時、ドアノブを回そうと初めて右手が動いたそうです。

出来ないって決めつけているのは自分なのかもしれません。

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