「いつまでもあると思うな親とバンド」

こんちわ。シバタです。

僕が参加しているバンドのひとつで、今決まっているライブをこなした後でベーシストが脱退する事になりました。
先日のリハで本人から発表があり、僕を含め他のメンバー全員が初耳だったのでまさに青天の霹靂ってやつです。

でも僕の中では意外とサバサバしてるんです。バンドなんていつかなくなるんですから。いつまでも一緒のメンバーでできると思ってないし。でも、このメンバーで永く演れたらいいなとは思いますよ。それにもちろんそのベーシストの事は人間的にも技術的にも大好きでした。まだ抜ける理由は聞いてないですけど、話したくなかったらそれでもいいんです。何か事情があるんだから。

何かを選択する局面で、バンドも取りたいけど諦めなきゃならない時だってあるんですよね。誰もがバンドを最優先しているとは限らないし。違う人間が4人集まれば、それぞれの周りにある物の優先順位は4人バラバラです。

スタジオで集まってリハして、終わって家に帰ったらそれぞれの生活があって、また集まって今度はライブをする。ごく普通なバンドの在り方だけど、同じ時間に同じスタジオで一緒に音を出したりライブをするのって、いつ誰かが来れなくなったり出られなくなったりするかもしれないって考えると小さな奇跡ですよ。とても当たり前とは思えないんです。

だからライブはもちろん、それに向けてのリハの1回1回だっていい加減にはできないですよね。
充分に準備できなかったとしても一生懸命やりたいし、その時にできた改善点や課題は宿題として持ち帰って次回のリハまでに答えを出したい。それは他のメンバーからの指摘だったらもちろん、たとえ自分だけが気付いた自分にしかわからない些細な事であっても。

バランスのとれた良いバンドだったのでとても残念です。年末に予定している忘年会でメンバー全員に僕が企んでいた事をこれからあんな事やこんな事をしていこうなんて色々話すつもりで頭の中を整理していた矢先の出来事だったのでとても残念です。あ、残念ですって2回言っちゃった。それぐらい残念です。だけどこればっかりは何ともならないし仕方がないんですよね。

残った3人でこれからどうするか考えていかなければなりません。

変な言い方かもしれないけど、そのベーシストが安心して脱退できるようにバンドを整えなきゃと思っております。
(。-_-。)

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