ミキサーさんへのたったひとつのお願い

こんちわ。シバタです。

先日、自分達のライブ映像を観ながらバンドメンバーと反省会をしました。
客席後ろからビデオカメラを固定しただけの簡単な映像だけど、後からこうやって自分達のライブを客観的に観ると反省点がいくつも出てきて今後の課題ができるのはいい事です。やるからには良くしていきたいですからね。

で、今回の僕の反省点(と言っていいのかなぁ)を紹介します。

ライブ映像を観てて気付いたのですが、曲の雰囲気上、弱く弾いて音量を下げた箇所があったんですけど、3秒ぐらいしたら音質はそのままで音量だけ上がったんです。

音質はそのままでと言うのは、僕のセッティングは普通に弾いたら歪むけど弱く弾いたら殆ど歪まないように、ピッキングの強弱で音の歪み具合も調整できるようになってるんですね。

なので上記の音量だけ上がったってのは明らかにミキサーの人がフェーダーを上げてるんですよ。きっと「あ、ギターの音が小さくなった」というだけの理由で。
違うんですよ。僕はそうやって弾きたかったんですよ。

こうやって、ミキサー側の勝手な解釈の元で音量や音色を変えられてしまう事ってボーカルやコーラスでもあるんです。

同業者の皆さん、バラードになると頼んでもないのにリバーブが深めになる事ってないですか?あるよね?

あと僕は、自分の声がうるさいなと思ったらマイクの定位置から少し離れる事で意図的に音量を変えるんです。すると、ミキサーさんは音量を上げる。僕、更に離れる。更に上げる。そのうちハウる。
こういう事、やっちゃいかんのかなぁ。
ほんと、ミキサー泣かせですよね(笑)

長くなりましたが、これが僕の反省点というか悩みというか。こういう演者とスタッフの齟齬はどう解決したらいいのだろうと思ってるんですよ。

正直、リハで各楽器のバランスが決まったら、本番でいちいちフェーダーを触って欲しくないんです。MCの時にマイクのリバーブを切ってくれるだけでいいんです。曲中のリバーブもMCが聞き取れるほど薄くかけてるのだったらそれすら止めてくれてもいい。僕らの出番の時はタバコ吸いに行ってもご飯食べに行ってくれてもいいんですよ(笑)

でも、ミキサーさんだってバンドの事を考えて努力してくれてるのですから、そんな事言われたらカチンときてしまいますよね。そこんとこをいかにカチンとこないように伝えるにはどうしたらいいのでしょうか?

なんて事を映像を観ながらメンバーに話したんです。そしたらある知り合いは、よく出演しているライブハウスのミキサーさんに自分達の事を理解してもらうのに1年かかったそうで。

この映像の時のライブは、初めて演るハコだったし、僕の仕事の都合でリハが充分にできなかったから、なるべくしてこうなったって感じです。

なので、そもそもミキサーさんが常駐していないカフェや小さなライブバーのほうがやりやすいって感じてしまいます。その代わり全て自己責任ですけどね。
(。-_-。)

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