だから自分から発信しないとダメなのよ

こんちわ。シバタです。

例えば、ライブハウスで定期的にライブをやっているバンドがいて、なかなか動員が増えないで悩んでいるとします。

ってかこれ、昔の僕なんですけど(笑)

いい曲書けば何とかなるって思ってたんですよ。でね、自分が良いと思った曲を書きましたよ。その歌は今でも歌っていますが、皆さんに気に入ってもらえてます。とても嬉しいです。なのに昔やってたバンドの時はちっとも動員が増えなかったんです。

僕の反省点としては、こちらから発信する努力が足りなかったんですよ。例えるならば、山にこもって陶芸して素晴らしい作品ができたとしても、それを知ってる人がたくさんいる訳ではない。口コミで広がっていくのを待ってたらいつ売れるかわからない。だから山を降りて売り込みに行かなきゃ誰にも知ってもらえないし買ってもらう可能性は低いままですよね。それが当時の僕にはわからなかったんです。

だって、出会った人全てに気に入ってもらえる事はないですし、気に入ってもらえるかどうかはこちらが決める事ではないから。口コミは期待するものではなくて、気がついたら口コミで広まっているというものです。
なので、こちらから発信するしかないんですよ。

100人に発信すればひとりは来てくれるかもしれない。だったら100人に来てもらいたかったら10,000人に発信しないといけない。

お祭りのステージみたいな大勢の前でライブをする機会を得たり、路上ライブも良いんじゃないですか?
いつものライブハウスではない場所に出演してもいいし、SNSで動画を投稿してもいいですよね。やり方はいろいろあります。思いついたのを片っ端からやってみてはどうですか?

でも、ただ発信するだけではダメですよね。
もちろん良い物ありきで。

はい。がんばります。
(。-_-。)

ライブ本番で緊張しないようにするにはこうしてみたらどうですか?

こんちわ。シバタです。

ライブって、ハコが大きいとたくさんのお客さんの前で演奏するし、ハコが小さいとお客さんとの距離が近いしで、結局大きさに関係なく緊張しますよね。僕だけ?

緊張する事が恐れられてるのは、それが原因でカラダが思うように動かなくて弾き損じたり、MCで頭の中が真っ白になって慌てて訳のわからない事を喋ったりするからです。

でも緊張するのは決して悪い事ではないです。緊張しているからこそ伝わる音やメッセージもありますし、同じミスでも、曲中の決め事を忘れたり、歌詞を忘れたりする場合は、緊張が原因ではなくリラックスし過ぎなのではないかと思うんですよ。ステージ上でポカン顔をしている演者がいたら要注意です(笑)

なので緊張もリラックスもどちらも大事なんですよね。

やっぱ、リラックスするには数をこなすしかないですよ。でも月に何本もライブができる方って限られてると思うので、僕が時々やっているリラックス法を紹介します。

それは、セッティング中に客席を見てお客さんの位置を確認するんです。

あ〜、あのヒトあそこにいるなぁ、あのコはどこにいるかな〜って探したり。
もし距離的に可能ならば、セッティングしながらお客さんと話すのもいいですよ。

これだけの事で嫌な緊張は意外と取れますよ。僕は恥ずかしくて演奏中にお客さんの顔を見たりできないんですけど、不思議とこれをやった後では見れちゃったりします。

ただし、セッティング中に幕が降りるハコだったり、お客さんが入る前にリハが終わっちゃうワンマンライブの時は使えません。

ってか、ワンマンやっちゃうヒトはこんな事で悩んでないよね(笑)

今夜もライブなので、僕もがんばります。
(。-_-。)

カートコバーンのドキュメンタリー「MONTAGE OF HECK」を観ました。

こんちわ。シバタです。

ロックの歴史の中で重要なアイコンのひとり、カートコバーンのドキュメンタリー「MONTAGE OF HECK」を観ましたよ。

http://liveviewing.jp/contents/cobain/

まず、観ようかどうか迷ってるなら、公開期間がわずか1週間、7月3日(金)までなので観てください。そして、エンドロールでsmells like teen spiritが流れますが、この後に監督のインタビューが始まるので帰っちゃダメですよ。

3人ぐらいいたけど(笑)

カートの出生から時系列で話が進みます。合間合間で彼が描いた絵やノートの文字が動いたり、遺品であるカセットテープの音に合わせて動くアニメーションがピーピングライフみたいで面白かったですよ。

製作総指揮がカートの実娘のフランシスなのが注目するところですよね。カートと関わった全ての人達が彼女の幸せを願い、このドキュメンタリーに参加したんだろうな、きっと。

ドラッグにまみれていたとか、実は他殺なんじゃないかとか、そんな事僕は興味がないのでどうでもよくて、この映画を観て言える事は、カートとコートニーとフランシスは、束の間だったけど幸せだっただろうなぁって事だよ。

ライブでは演奏と同じぐらいMCが重要だと言えるたったひとつの理由

こんちわ。シバタです。

僕は今でもMCってやつが苦手です。
流暢にいつまでも話す事ができる人を見ると羨ましいと思う前にカッコいいと思います。

昔は緊張して自分で何を話しているのか分からなくなったりしたものです。でも、それを理由にMCで言ってはいけない事を言ってしまったら自分の事を勘違いされてしまいますよね。

MCでは確実に自分の人間性が晒されます。なので、誰かをdisったり、カゼひいてるから声の調子が悪いとか絶対言ってはいけないです。

それを考えるとやっぱ自虐ネタが一番いいですよ。誰も傷つかないし。でも、度が過ぎるとやはり人間性を疑われるので気をつけないといけません(笑)

それを考えると、曲だけを淡々と演奏するだけならどんなに楽なんだろと思いますよ。いや、楽なのかなぁ。歌いっぱなしになっちゃうからそうでもないですよね。

稀にMCは一切しないというスタイルが確立している人もいますけど、それはそれでしんどいと思いますし、そのスタイルで許されるという事は、それぐらい周りがその人の事を知っている(有名)からであって、そうしたいかしたくないかは、そのレベルにたどり着いてから考える事にしましょう(笑)

僕もがんばります。
(;´Д`A

またライブが観たい!と思わせる為にたったひとつだけ必要な事

こんちわ。シバタです。

友達のバンドのライブを観に行くと、いわゆる対バン形式で、他にいくつか出る事があります。そんな過去の対バンでひとつ思い出したあるバンドの話です。

ストリートスライダーズが好きなんですねっていうバンドで、メンバーの年頃はきっと40前後。ゆる〜い感じでライブが進んでいきました。

ギターボーカルは終始黙ってて、「怒ってるんすか?」って感じのふてくされ顔で、曲が終わる度に静寂が訪れます。ちっとも楽しそうではありません。辛いのでしょうか?辛いなら止めればいいのですが、ひょっとしたら止められない事情があるのかもしれません。

僕らお客さんの数はまばらで、演者との間に計り知れない見えない壁を感じます。チケットも売れ残ってしまったのでしょう。演者はまるで消化試合をこなすかのようです。

チケットノルマをこなせなくて自腹を切る辛さは僕もよ〜く知っています。でもそれで演者のモチベーションが下がるなんて事はあってはいけません。観てる側も辛いです。

ライブも終盤に差し掛かり、そのギターボーカルはついに最後の曲を演奏する直前に初めて声を発しました。

「あの辺に俺らのCDが置いてあるもんで〜、タダだもんでさ〜、よかったら持ってって」

上から?(笑)

何と言うか、これがハリーと蘭丸だったらそりゃカッコいいでしょうよ。そしてスライダーズが好きなんだろうから、笑顔で「よろしくお願いしま〜す!」っていうバンドじゃないのも分かる。分かるよ。だけどね、残念ながらもう一度観たいとは思えなかったなぁ。

こういうバンドをやるのなら、お客さんを「カッコいい〜」ってシビれさせないといけないですよね。たったひとつだけ、それだけなんですけど、それが難しいんだな。

僕もがんばります。でもこーゆーのはできません(笑)
(。-_-。)