恩返しメソッド

こんばんわ。シバタです。
今日はこの本を紹介させてください。

構成を担当された大島さんに、
「シバタさんなら1時間で読めますよ」って言われて急いで読みました(笑)

編集の大木さんにも、いつも面白い本をたくさん紹介していただいております。
ありがとうございます。

とても読みやすいです。仕事の事だけでなく物事の考え方に関する本なので、モヤモヤしてる人に読んでもらいたいですね。

今回のタイトルは、この本の中に出てくる言葉です。
>>

常に感謝の心で生きていれば、自然に恩返しをしたくなるのが人間というものです。恩返しの思いでする行為は、他の人に安心や勇気をもたらし、結果的に自分にも嬉しいこと、感謝したいことが帰ってくる。僕はそれを「恩返しメソッド」と呼んでいます。

>>
これ、ホントそうだと思います。

例えば、ライブハウスでライブをしている若い子達へ。

観に来てくれるお客さんに感謝するのはあったり前なので誰でもできます。
だけど、そのライブハウスのオーナー、スタッフ、バンドのメンバー、機材や施設にまで感謝の気持ちを持てますか?

ライブ後のオーナーの説教がウザいだとか、あのスタッフの動きが悪いだとか、ライブの出来が悪かったのを他のメンバーのせいにしてないでしょうか?それを、指摘してくれて有難い、わからないなりに頑張ってくれている、もう少し自分にできる事はなかったか?と考えられないでしょうか?
先ずはそこから変えていきましょうよ。

文句があるのは別に悪くないと思います。悪いのはそれなのに何もしなかったり本人がいない所でグチる事です。
やっぱりね、普段から文句ばかり言って何もしなかったら、自分の周りには文句言うだけの人が集まってくるんですよ。

あと、もう一度考えてみてください。それは本当に文句を言うに値する出来事なのでしょうか?
同じ出来事でも、自分がどう解釈するかでいい事にも悪い事にもなるんです。

ステージに上がる時だけでなく、仕事でも家でも外食してる時も車を運転してる時も電車に乗ってる時も、普段から感謝の気持ちを持つ。
すると、自然と表情は穏やかになり、出てくる言葉も優しくなりますよね。

僕はそんな人達と一緒に演奏したいと思います。
(。-_-。)

THE GROOVERSってバンド知ってる?

こんちわ。シバタです。

THE GROOVERSっていうバンドを知ってますか?

http://www.thegroovers.com

こないだ6年振りのニューアルバムが発売されました。最近はこればっか聴いてます。

今、この文章を書きながら、東京に向かう新幹線の中でヘッドフォンで聴いてるのですが、右からの音が割れるんですよ。何で?と思ってヘッドフォンを見たら壊れてる。どうやら飼っている犬が噛んで穴を開けたみたいです。マチルダ、何て事をしてくれるんだ(笑)

ギターがカッコ良過ぎます。曲を聴いてて背筋がゾクゾクする事ありますよね?それの連発ですよ。音もフレーズも文句なし。ギターを知り尽くしてるんだろうなぁ。こんな風に弾けるようになりたい。

しかし、こんなにカッコいいのにメジャーと契約してないんです。もうそんな時代ではないのでしょうか?
1993年から1999年までの6年間はポリドールに在籍してるですけどね。
20年前、CDショップでアルバイトしてたんですけど、店内用のサンプルCDを聴くと、「あ、このバンドは売れるな」って分かったんですよ。THE GROOVERS もしかり。でも、どうなんですかねぇ。残念です。ほんと、応援したいです。

つくづくテレビから流れてくる音楽とのギャップを感じます。
(´Д` )

ライブ衣装、何にしますか?

こんちわ。シバタです。

昔こんな事があったんです。

ある日のライブ前のリハ、バンドのメンバーが次々と現場に到着します。
メンバーのひとりが、コンビニでたむろしてる若者のような(イメージ)上下ジャージで現れました。

リハを終えて食事を終えてそろそろライブ本番だというのに、その上下ジャージのメンバーは着替える気配がありません。まさかとは思ったのですがそのまさかで、彼はそのままの格好でライブに出てしまいました。

本番前にはその事を突っ込めませんでした。まだ立ち上げたばかりのバンドでメンバーの事も良く知らないし、気分を損ねたとしたらメンバーのテンションがライブの出来に影響すると思って切り出す勇気がなかったんです。なのでライブが終わってから訊いてみました。

「なぁ、何でそんな格好でライブに出るん?」

「は、何でもええやろ?格好なんて」

「よかねぇよ。今度はもうちょっとマシな格好してくれよ」

「お前はオシャレだからいいよなぁ。俺、何着ていいかわからんし」

程なくこのバンドはなくなっちゃいましたけどね(笑)

どうなんですか?ロックバンドがジャージですよ。お揃いのジャージが衣装なら納得ですけど違いますからね。それに僕の中では、ジャージでライブやっていいのは「何でだろ〜」の赤青のふたり組だけですよ(笑)

格好なんか何でもいい訳ないですよね。人様の前でライブやるんだから、それなりの格好しないと。それに何も高い服着ろって言ってる訳ではないですから。

ライブ前にミーティングしなきゃいけなかったですね。「お前、今度のライブ何着る?」みたいな。「ジャージだよ」って言われたら吉本新喜劇みたいにズッコケますよね(笑)

やっぱ、考えるのが面倒くさいんでしょうね。何着ていいか分からなかったら雑誌を参考にしたり、彼女や奥さんに相談すればいいですよね。

面倒くさいと思う事が増える度に人は老けていく気がします。
そうならないように、かと言って度が過ぎた若作りはせず、年相応の清潔感とカッコよさを身につけたいです。

(。-_-。)

演奏がグチャグチャになった時の対処法

こんちわ。シバタです。

バンドやってる方には特に「あるある〜」ってわかってもらえると思うのですが、例えば、このフレーズを何回繰り返したら次の展開だよって決めていたのに、メンバーの誰かが回数を間違えた為に今どこを演奏しているのか分からなくなってしまう事ってあるんですよ。そんな時は大抵、バンドメンバーがお互いの顔をキョロキョロ見合ってアワアワしてますが、そんな大事件にも気付かないで目を閉じて気持ち良さそうに弾いてるメンバーがいたらもう最悪です(笑)

間違えたメンバーに釣られてしまう事もあります。で、間違えた事に気付いたメンバーが元に戻っても釣られちゃったメンバーは間違えたままでもうグッチャグチャです。

間違える事は誰にでもありますからね。プロでもちょいちょいやってますよ。でもお客さんに気付かれないように復帰させるから流石プロって感じです。

大事なのは、いかにお客さんに気付かれないように涼しい顔で復帰できるかですよね。逆に、曲がまだ始まったばかりでしたらすぐ止めてMCのネタにしてやり直すのもアリです。僕もこないだやりましたよ(笑)

曲がグッチャグチャになった時に機転を利かせて全員をグイグイ引っ張っていけるリーダー的なメンバーがいればいいですけどね。それでも誰を基準にしたらいいのかわからなくなる事ってあるんですよ。もうどうしたらいいんでしょうかねぇ?僕も書きながら訳がわからなくなってきました(笑)

次の展開のアタマでリードを取る人か、今リードを取っている人が主導権を握ればいいですかね。歌に入れなくなっちゃったのならボーカルがみんなに合図を送ればいいし、ギターソロが終われなくなったなら分かりやすく終わればいい。

書き始めたものの、どうまとめていいのやらで考えながら書いてしまいました。感覚でやっている事を言葉にするのは難しいですね。精進します。
(;´Д`A

それ、機会損失じゃん

こんちわ。シバタです。

僕の音楽仲間に、地元で有名なメチャ上手くてカッコよくて集客力のあるらしい(人伝いで聞いたもんで)ファンクバンドを辞めた人がいます。

彼は特異なキャラクターとセッション力で多方面から引っ張りだこなんです。で、ファンクバンドの中心メンバーが、他の活動なんかしないでもっとファンクバンドでの活動に集中して欲しいと詰め寄ったんですね。そしたらその彼、嫌になって辞めちゃったんです。

その彼とは年に数回機会があって一緒に演奏するのですが、とにかく楽しいんですよ。お客さんを乗せるのも上手い、MCも面白い、アドリブも難なくこなす、文句なしですよ。

僕は、ここまでやれる彼にバンドに集中しろとまで言ってしまうのですから、そのファンクバンドは相当レベルが高いんだろうなと思います。そしてそう言う方針のバンドがあっても否定はしません。否定はしませんって(笑)もう言っちゃったようなもんですけど、僕はこの考え方に反対なんですよ。

何よりまず、彼はやりたくなくて他の活動をしている訳ではありません。何度も言ってますが、音楽とは音を楽しむと書くじゃないですか。何で他人からそれを制限されなあかんのですか?

それに、そのファンクバンド以外で演奏してるのを誰かが観て、その彼が所属している(もうしてないけど)ファンクバンドのライブに来るかもしれないですよね?もしくは他所のバンドメンバーが観てて、その彼にとって魅力的なバンドに引き抜かれるかもしれません。音楽関係者からオファーが来るかもしれません。

所属するバンド以外の活動を禁止する事によって、そういった諸々の機会を損失する訳ですよ。
もちろん、彼がそのバンドに参加する際にその条件を提示されていて了承していたのならダメだし、実は何か理由があってバンドを辞めて欲しがられていたのかもしれません。もしそうだとしても、そのバンドと彼が合わなかったというだけの事。どちらも悪くないんですよ。少なくとも、僕は彼と演奏すると楽しいし、イヤだった事は今まで一度もありません。

早い話がね、こういった「俺たちのバンド以外で演奏するな」的なのってさ、本質的には「俺以外のオトコとは遊びに行くな」みたいなもんでしょ?他所のバンドにメンバーを引き抜かれたくないんでしょうね。

ってか自分のバンドに自信があったらこんな事言わないよね。
そういう人に、僕はなりたい(笑)

バンドって続けるようにあれこれ考えて頑張っても何ともならない理由で続けられなくなる事ってあるんですよ。だから、今自分が活動できる場所や賛同してくれるメンバーに感謝しなきゃいけないんです。
(。-_-。)