鳴らす、弾く、奏でる

こんちわ。シバタです。

楽器、奏でてますか?

楽器を演奏するレベルは、

「鳴らす」→「弾く」→「奏でる」

の順に上がっていくと考えております。
出世魚的な(笑)

「鳴らす」は誰でもできます。
たとえ初めて見る名前すら知らない楽器であっても、何となく弦を弾いてみたり、鍵盤や打面を叩いてみたり、穴を吹いてみたりすれば鳴らす事はできますよね。

でも、その楽器には必ず演奏法というものが存在します。

「弾く」は、その演奏法で楽器を鳴らす事です。

その楽器が持つ音の種類をいろいろ使いこなすには避けては通れません。

ギターに関して言えば、Fコードが押さえられないといって辞めてしまう人が多いのはよく聞く話ですよね(笑)

そうやって練習していくうちに演奏力は向上します。
しかし、すっごい上手い人の演奏を聴いてて、ちっとも心に響かないというか、琴線に触れないというか、グッとこない事ってないですか?
それはその楽器を奏でていないからだと思うんですよ。

「奏でる」は、弾いている時に、その曲の持つ雰囲気や展開を理解したうえで意図的に強弱をつけたり、タイミングを微妙にずらしたりする事です。

…何かこうやって書くと気持ち悪いなぁ(汗)

一言で言えば、曲を引き立たせるように弾けっちゅう事ですよ。
それが奏でるという事だと思います。

楽器、奏でてますか?
僕も頑張ります。
(。-_-。)

僕がバンドを15個も掛け持ちできたたったひとつの理由

こんちわ。シバタです。

タイトルを見て、

「できる訳ねぇじゃん!」

そんな風に思った方、残念ですができちゃった奴があなたのためにこうして文章をしたためておりますよ(笑)
じゃあ、カウントしてみますね。

1.自身のソロ
2.シバタオバタ
3.きっこりんズ
4.Cue&Review
5.ビーとくズ
6.督&crew5
7.督&シバッチ
8.小林宣伝社
9.ミッシェルさんエレガント
10.電波通信社
11.Bluetrain
12.クラプトンのカバー
13.督&用心棒ズ
14,15.女性ボーカルとのデュオ

以上でございます。

確かMAXで17個だったのですが、思い出せなかったです。ごめんなさい。
って何で謝ってんだろ?(笑)

じゃあ、どうしたらこんなにたくさんのバンド(ユニット)を掛け持ちできると思いますか?

簡単です。
「バンド一緒にやりませんか?」って誘われたら全部オッケーすればいいんです(笑)

すると、みるみるうちに毎日の予定が埋まっていきます。
毎日リハなんて当たり前。
ひどい時は、ライブ後の打ち上げには出ないで他のバンドのリハなんて事もあります。
リハのない日は曲を覚えないといけません。

どうですか?
ウンザリしました?
ウンザリした人にはたぶんできないです。

僕は、確かにしんどかったですけど、それ以上に楽しかったですね。
それに、無理だと思わなければ何とかやれちゃうんだという事に気付いたので、その後の自信に繋がりましたよ。
もう、バンドの事ではよっぽどの事がない限りはうろたえないです。

皆さんは15個もバンドを掛け持たなくてもいいですからね(笑)

何にでも言える事だけど、何かを理由にして無理だと諦める前に、自分にそれを「やりたい」のか「やりたくない」のか訊いて、答えが「やりたい」だったら、その重い腰を上げてやってみましょうよ。

限界って、自分の思い込みだけで作ってる事って多いと思います。

だけどやるからには本気で。
それに携わる人達に迷惑かけちゃダメですよ。

僕もがんばります。
(。-_-。)

ライブという名の公開練習してませんか?

こんちわ。シバタです。

友達のライブを観に行くとこんな事ってないですか?

1.演者が指板や譜面とにらめっこしてる

2.もしくはペダルや足元をずーっと見てる

3.なのでその場から一歩も動かない

4.弾いてる様子がちっとも楽しそうじゃない

5.ただ曲をやってるだけ。

6.そこにお客さんがいるのに一体感がない。

7.それなのに手拍子しろだのアンケート書けだの前に来いだのCD買えだの強要するもんだからイヤんなっちゃう

8.なのであまり行きたくないし、また来てねと誘われるとしんどい

好き勝手に書いちゃいましたが、僕はこんなライブを公開練習と呼んでいます。

最近は僕の周りではこんなのないですが、昔は自分達もこんなだったと思います。反省。

本番に向けて曲を間違えないように演奏する練習しかしてないとこんな事になっちゃいます。

ライブをするにあたって、いろいろ考えなあかん事があるけど、まずはこれ考えてみましょうよ。

何で自分はライブをやるのか?

この答えが、「人前で演奏した曲を聴いてもらいたい」でなければ、何も人前でライブしなきゃいけない事はないですよね。YouTubeもあるし。

そして、聴いてもらいたいって思うのならば、その為に自分がこうしなければならないと思いつく事は全てクリアしないといけないっすよ。

1日2日でできる事ではないですから、まずはできる事から。

やっぱライブやるからには、「また観に来ます!」って言われたいですもんね。

僕もがんばります。
(。-_-。)

アドリブでギターソロが弾けるようになる為にするべきたったひとつの事2

前回の記事にぼちぼち反応があったので補足します。伝わらなかったらごめんなさい(笑)

いきなり例えちゃいますけど、
曲(ギターソロでも、フレーズ一部分でも)をコピーするのは、パソコンにソフトをインストールするみたいな事なんです。
あなたがパソコンで、曲がソフトね。

頻繁に使うソフトは使い勝手も知ってるし、この後でこんな画面が出てくるとか、この後で「はい」「いいえ」で訊いてくるとかわかるから、いちいち画面を見ないでもキーを叩くみたいにカラダが勝手に動くというか、その先がどうなるのか分かりますよね?

これをまたギターの話に戻すと、その人がいわゆる手癖でソロを弾いてるのと同じだと僕は考えます。
手癖ってのは考えなくても弾けちゃうって事。

考えてないから、周りの他の楽器の音がよく聴こえたりもします。
いつでもこれぐらいの心持ちで弾きたいもんですね。
ソロなんてね、一生懸命弾くもんじゃない(笑)

そうやって増やしていったフレーズを切り貼りしてソロを弾くんですけど、いちいち弾いてる時に次はどう弾こうかなんて考えてる暇はないです。

だからフレーズがカラダに染み込んで、瞬時にそれを呼び出せるようになるまで練習するんです。
練習するって事は、またパソコンに例えるとCPUの速度とかメモリの容量みたいなのを上げる事だと思います。

うん。
やっぱりね、練習はウソつかないよ。
(。-_-。)

僕がそのバンドで大して上手くないのにドラムを叩いてる理由

今夜はドラムを叩いてたんですよ。

2つドラムで参加しているバンドがあるんです。大して上手くないんですけどね。

だけど、そのバンドのドラムが僕なのは、僕じゃなきゃいけない理由があるからなんですよ、きっと、そうだよね?そういう事にしといて。

僕もバンドのメンバーを召集する時にその人と一緒に活動して楽しいかどうかで決めています。ぶっちゃけ、上手くても周りとコミュニケーションがとれない人よりは多少技術的に劣っても周りから信頼されている人のほうがいいですよね。

練習するのと同じぐらい、音楽仲間同士の横の繋がりを広げていくのは大事な事です。

だから今夜のバンドのドラムは僕なんだ。きっと、そーゆー事だよね?

そーゆー事にしといてください。
(。-_-。)