大阪へツアーに行ったらライブも大事だけど串カツも食べなきゃね。

土曜日は大阪心斎橋にあるライブバー「風は東から」でライブのため、Cue&Reviewメンバーとスタッフは、近鉄アーバンライナーでビール飲みながらゆったり行きたい気持ちを経費節約のためグッとこらえて車で大阪まで向かいました。

天気もよくて渋滞にも巻き込まれる事なく道中は快適でしたよ。
車で行ったからにはサービスエリアで買い食いしなあかんでしょ?

  
立体駐車場に車を止め、ホテルのチェックインを済ませて、一行が向かったのは通天閣。そのたもとにある串カツ屋で早速やっちゃいました。ライブ前なので程々に。

  
  
面白いなぁ、大阪。

こんな古い映画今やってるのよ。
誰だか分かりますか?
丹波哲郎と梅宮辰夫ですよ。

  
さて、肝心のライブですが、初の大阪にもかかわらずとてもリラックスして演奏する事ができました。お客さんとメンバーとの30年振りの再会もあり、セッティングしてくれたスタッフにもメンバーにとっても忘れられない夜となりました。

  
…そして翌日

昨日は楽しかったねと余韻に浸りながら立体駐車場に着くとまさかの本日休業。

入庫する際に確認してなかったんです。というか、看板にちっちゃく書いてある。
日曜祝日が完全休業だなんて。
電話にも出ないし。

そんな駐車場あるんかい?

あるんだなこれが(笑)

車を出庫できないから、一行はアーバンライナーに乗って帰りましたとさ。
(´Д` )

  

僕がそのバンドで大して上手くないのにドラムを叩いてる理由

今夜はドラムを叩いてたんですよ。

2つドラムで参加しているバンドがあるんです。大して上手くないんですけどね。

だけど、そのバンドのドラムが僕なのは、僕じゃなきゃいけない理由があるからなんですよ、きっと、そうだよね?そういう事にしといて。

僕もバンドのメンバーを召集する時にその人と一緒に活動して楽しいかどうかで決めています。ぶっちゃけ、上手くても周りとコミュニケーションがとれない人よりは多少技術的に劣っても周りから信頼されている人のほうがいいですよね。

練習するのと同じぐらい、音楽仲間同士の横の繋がりを広げていくのは大事な事です。

だから今夜のバンドのドラムは僕なんだ。きっと、そーゆー事だよね?

そーゆー事にしといてください。
(。-_-。)

心配要りません。練習は嘘つかないですから。

今夜もこれからバンドの練習なんですけど。
ほぼ毎日練習してて確実に言える事があります。

やっぱ、練習は嘘をつかないというか、上達するにはそこに時間を使わないと絶対無理。

どうしたら早く上手くなるかなんて考えてる時間があったらさっさと自分で練習したり分からない事を他人に訊いたりしたほうがいいです。

時間がないとボヤいてる方は、時間を捻出する努力はもちろんするべきですが、仕事の合間でも自分の音楽的パフォーマンス向上の為にできる事はありますよ。

例えば、車で通勤されている方はラジオやiPod等で曲を聴きながら、信号待ちでリズムに合わせてドラムを叩くようにヒザを叩けばリズムキープの鍛錬になるしグルーヴの何たるかがカラダで分かってきますよ。
たとえギタリストでも、カラダでグルーヴを感じなければいいプレイはできないですからね。

偉そうな事を言ってますが、僕もまだまだなのでこれから練習します。
(。-_-。)

ライブ共演者の立ち振る舞いから学ぶ絶対やっちゃいけない5つの事

ある日の防災イベントで共演した女性の見た目もキャラも強烈なだけでなくライブパフォーマンスがあまりにもエンターテイメントとして間違っていたので反面教師としてそこから様々な学びをいただいた事に感謝するとともに、自分を戒める為の備忘録としてここに記す次第でございます。

1.オーディエンスの反応がないのは自分の力量不足なのに、それが理由で自分は不愉快だとアピールして拍手を強要するべからず。

2.他人の曲、ましてやプロとして充分成り立っているアーティストの歌を歌いながらその歌詞に合いの手のようにイチャモンをつけるべからず。文句があるなら歌うな。

3.ライブ中にオーディエンスがドン引きするようなノロケ話をするべからず。

4.他人を歌が下手だとDisるべからず。ましてやお前も下手やないかいと決して突っ込まれるべからず。

5.ライブパフォーマンス時以外も誰かに見られていると心得よ。くわえタバコはみっともないやろ?(しかも女子)

(オマケ)梅雨時なのにSEでドリカムのWinter Songをかけるべからず(笑)

以上を踏まえて人前で演奏するという事はどういう事なのかよ〜く考えよう。

そんな彼女、この防災イベントに参加していた昼食中の自衛隊のお兄さん達にも遠慮なくタメ口で切り込むその勇気というか遠巻きに見ててものすごい嫌がってるのを気づいていないのが痛い、いやひょっとしたら気づいてるんだけどシレ〜っと無視してるとしたら彼女はスゴいのかもしれない等と考えてるうちはむしろ自分が彼女のペースにハマっているのですよ。惚れたか?(笑)

んな訳ない。
(´Д` )

自分の好きな事で他人から便利だと思われたらあなたはどんな気分になりますか?

3年ぐらい前のある日、ライブでギターを弾いて欲しいとオファーを受けたのですが、foo fightersの来日公演を観に行く予定が入ってたので断った事があります。そして、その公演は本番10日前にメンバー体調不良を理由にキャンセルとなりました。

その旨をオファー主に伝えたところ、
「そっか、じゃあお前、ライブ出れるよな?」
って事になったのですが、その瞬間から3ステージ分計30数曲を覚えなきゃならないと知った時は絶対無理だと思いました。しかも、譜面が揃ってる訳ではなく、演る曲のYouTubeアドレスがメールで送られてきただけ。音も自分で拾わないといけません。

まともに憶えていたら間に合わないですから、印象的なフレーズだけしっかり音を拾って、あとは曲の雰囲気を損なわないように良い意味で適当に弾きました。

この経験をきっかけに、ライブ前に不安にならなくなりました。
これ以上過酷なオファーが来たら話は別ですけど(笑)

こんな事もありました。

知り合った音楽仲間の家に初めて遊びに行った時、

「おー、丁度よかった!」

と案内されたのはMTRの前。

そこに座らされヘッドフォンをかけられギターを渡され、

「今録音してたんだけど、この曲のギターソロがイマイチでさぁ。お前、代わりに弾いてくれるか?」

って言われたけどこんな事ってあんまりないですよね?(笑)

何とか仕事を終えた後で、出来を気に入ってくれた彼から、

「お前、便利なヤツだなぁ!」

と言われた事は僕にとって嬉しい記憶として残っています。

自分の好きな事で他人から便利だと思われるのはとても幸せです。
だってそれは頼りにしてくれてるって事ですからね。
いいようにコキ使われてたまったもんじゃねぇよと思ったら、それはあなたの好きな事ではないんです。

それに、スガシカオさんが昔、

「好き嫌いに関係なく、ヒトは頑張った方向に引っ張られていく」

みたいな事を言っていました。

だから何か理由をつけて好きでもない事を頑張るのではなく、好きな事を頑張ったほうがいいですよね。

はい。僕も頑張ります。
(。-_-。)